インプラント治療

インプラント治療に関しての情報は、このページを見る方は、もうすでにある程度把握されていると思います。
インプラント治療は、元からあった歯と同じように噛める訳ですから、経済的な負担やリスクを考えなければ最良な欠損補綴である事は事実です。
しかし、治療方法を選択する要素の中で、経済的なもの、精神的なもの、年齢、リスクまた咀嚼できるようになるまでの期間などを考えた場合、必ずしもインプラント治療が最善であるとは言えません。
したがって、欠損補綴の際には、患者さんと十分に相談して、どのように処置をするか決定します。

歯科のインプラントは、かなり昔から、行われていましたが、以前は成功率が低く自信をもって薦められるものではありませんでした。
しかし、1980年代に、新しいタイプのオッセオインテグレーションインプラントと言うものが登場してから、成功率が飛躍的に高くなり、多くの人に安全に施術できる様になってきました。
近年では、施術方法も確立されてきており、長期に渡り口腔内で機能するようになってきています。

多くのメーカーがいろいろなインプラントを出していますが、当院ではその中で、臨床成功率に優れた2メーカーのものを症例によって使い分けるようにしています。

アストラテックインプラント

世界5大インプラントと言われるもののひとつですが、形態の特徴から、インプラント埋入後の骨の減少が非常に少なく、大変信頼のおけるインプラントです。

インプラント埋入後、上に被せる歯を作り始める迄の期間は約4〜6ヶ月。

AQBインプラント

インプラントは元々海外から始まったので、海外製が殆どですが、これは日本製です。
このインプラントの特徴は、表面が骨の成分に近いハイドロキシアパタイトでコーティングされていますので、骨と早期に強力に結合してくれます。また、手技が、簡便であることも高い成功率に寄与しています。

被せる歯を作り始める迄の期間は、2〜3ヶ月。


料金

インプラントは保険外診療になります。

インプラント体埋入

アストラテックインプラント:25万円

AQBインプラント:15万円

埋入に際して、特殊な手技(ソケットリフト、骨造成etc.)が必要なケースがありますので、その際に提示いたします。

上部構造:これは、埋めたインプラントの上に被せる物になりますが、通常の自由診療の価格に準じたものとなります(金属冠:金銀パラジウム合金:2万円、セラミック冠・ジルコニア冠etc.8万円)。